豚肉を買うと余りがちな脂身。捨てるのはもったいない、でもそのまま使うのもちょっと……という方に、ひと手間で焼きそばを格上げする「油かす」の作り方をご紹介します。
レシピ概要
| ⏱ 調理時間 | 約15〜20分(油かす作り)+焼きそば5分 |
| 🔥 難易度 | ★☆☆(ほぼ放置でOK) |
| 📦 保存 | 冷蔵で3〜4日 |
| 🍽️ 分量 | 作りやすい量(脂身100〜200g目安) |
材料
【油かす】
- 豚の脂身 100〜200g(ロース肉の端や切り落としについているものでOK)
この料理のきっかけ
静岡の富士宮焼きそばで使われている「肉かす」がきっかけです。現地で食べておいしくて、市販品を買って家でも楽しんでいたのですが、ある日余った豚の脂身を見て「これ、自分で作れるんじゃ?」とふと思いました。試してみると、市販品よりカリッとした食感になって、むしろこっちのほうがおいしい。それ以来、脂身が出るたびに油かすを仕込むようになりました。
油かすの作り方
① 脂身を切る
豚の脂身を5mm〜1cm角ほどの小さめのサイズにカットします。小さく切るほど、均一に火が通りやすくなります。
② フライパンでじっくり加熱する
切った脂身をフライパンに入れ、弱火〜中火でじっくり加熱します。最初は脂が少しずつ溶け出してきます。焦って火を強めず、ゆっくり待つのがポイントです。
③ 色づいたら完成
全体がきつね色〜濃いめの香ばしい色に変わったら火を止め、ザルに上げて油を切ります。カリッとした食感になっていればOKです。
コツ:取り出すタイミングは「色」で判断を。薄いうちはまだ柔らかく、濃い色になるほどカリカリの食感になります。好みで調整してみてください。
焼きそばに使ってみた
いつも通りに焼きそばを作って、仕上げに油かすをのせるだけ。それだけで、ひと口食べて「あ、これは違う」と思いました。ソースに油かすのコクと香ばしさが加わって、いつもの焼きそばが一気に満足感のある一皿になります。お肉をたくさん入れなくても物足りなさを感じないので、節約にもなって一石二鳥です。
アレンジ・他の使い方
油かすは焼きそば以外にも活躍します。
- 野菜炒め:仕上げにのせるだけでコクがプラス
- うどん・ラーメンのトッピング:スープに溶け出した旨みが絶品
- チャーハン:ごま油の代わりに油かすの脂で炒めると香りが豊かに
多めに作って冷蔵庫に常備しておくと、何かと便利です。
よくある疑問
Q. どんな脂身でも使えますか?
ロース肉の端についている脂や、切り落とし肉についてくる脂など、どれでもOKです。バラ肉の脂身は脂の量が多いので、最初は少量から試してみると扱いやすいです。
Q. 出てきた油はどうすればいい?
捨てても問題ありませんが、炒め物に使うと豚の旨みが加わって美味しくなります。小瓶などに入れて冷蔵庫で保存しておくと重宝します。
Q. うまく色づかないときは?
火が弱すぎると時間がかかりすぎてしまうことがあります。中火にして、焦がさないよう時々混ぜながら様子を見てみてください。
脂身は「余りもの」ではなく、「使い方を知れば宝もの」。捨てる前に、ぜひ一度試してみてください。

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